睡眠不足に強いなんてありえるの?

こんにちは!東京都・横浜市・川崎市の布団レンタルのアール城南寝具です♪

今日は朝から気温が低く、なおかつ雨まで降っているので体感温度はもっと寒そうですが風邪など体調管理にお気を付けください。

精神科医で睡眠専門医の三島和夫先生の記事で睡眠に関する興味深い記事がありましたのでご紹介させていただきます。

(以下、yomiDr.引用)

仕事や行事が立て込んで、いくら時間があっても足りない時がありますよね。
残業で睡眠時間を削っても平気な顔でがんばれる人を見て、「うらやましいなぁ」と感じたことがあるでしょうか?
具体的には睡眠不足に強いとは何でしょうか?
本当にうらやむべき“特技”なのでしょうか?

体が出すサインに慣れることで
突然ですが、皆さんは普段の生活でにおいが気になりますか?
人の部屋や車内に入った時、ふと、においを感じることがありますよね。
でも、どうでしょう?!
その部屋に入って、ものの数分もたてば意識しなくなりませんか?
それは嗅覚には慣れが生じやすいためです(順応と呼びます)。
順応すると嗅覚が刺激されてもあまり感じなくなるのです。
実は睡眠不足の時にも同じような現象が起こっています。
睡眠不足のサインに慣れてしまい、その存在に気付かなくなるのです。



睡眠不足の時には、眠気、 倦怠けんたい 感、ボンヤリ感などのほか、認知機能(記憶力や判断力)、集中力や持久力、反応速度(反射能力)、感情の安定性(キレやすさ)、相手の感情をくみ取る力など、さまざまな脳機能が低下します。
また、身体機能にもさまざまな問題が生じます。
耐糖能(血糖を適切に低下させる力)の低下、食欲を 亢進こうしん させるホルモンの上昇、逆に食欲をセーブするホルモンの低下、交感神経の緊張(血圧上昇、心拍数増加など)、ストレスホルモンの上昇など、体の代謝を正常に保ち、心身を静養させるために必要な身体機能が、睡眠不足によって低下することが知られています。

睡眠不足に順応してしまうと
そこで伺いたいのですが、皆さんは自分が睡眠不足かどうか、何をバロメーターにして判断しますか?
多くの方は眠気や倦怠感、ボンヤリ感を頼りに判断しているのではないでしょうか?
職種によっては、持久力の低下や反射力の低下によって気付くかもしれません。
確かに急な用事などで一晩ほとんど寝られなかった時などは、翌日の日中に眠気やだるさでつらい思いをします。
ところが睡眠不足を何日も続けていると、体が順応して眠気やボンヤリ感を感じにくくなるのです。



眠気が自覚できなくなる典型的な例として、睡眠時無呼吸症候群や過眠症など、日中に絶えず眠気が持続する睡眠障害の患者さんがいます。
例えば、睡眠時無呼吸症候群では毎晩、睡眠中に数十秒から時には1分以上にわたって呼吸が止まるため、そのたびに血液中の酸素濃度(酸素飽和度)が低下します。
呼吸が止まったままでは死んでしまうので、呼吸を再開できるように、脳が睡眠を中断していったん覚醒しようとします(覚醒反応と呼びます)。
一晩中に覚醒反応が何十回も、時には何百回も生じるため、深い睡眠がほとんど取れなくなってしまいます。
ご本人はある程度、寝ているつもりでも、睡眠の質が著しく低下するため、日中に強い眠気を生じます。

その結果、睡眠時無呼吸症候群の患者さんは会議中など寝てはいけない場面でもしばしば居眠りをしてしまいますが、それが毎日続いているため自覚できません。
実際、脳波検査で強い眠気があることを客観的に確認できている患者さんに、「眠いですか?」と質問しても、「眠くない」と真顔で答えることがしばしばあります。

これは大問題なのです。

というのも、眠気を自覚していれば、「運転や危険業務に従事しない」「どうしても睡魔に勝てそうもなければ仮眠を取る」などの対策を打てます。
ところが眠気を自覚できないために、危機感を持たないままに運転や仕事を続けてしまい、大事故を引き起こしてしまう危険があるのです。
これまで、この病気のために大型観光バスや新幹線の運転士の方が普段ならありえないミスを冒し、多数の死傷者を出す悲惨な事故や、駅で止まらずオーバーランにつながってしまった事例がありました。



危険な兆候に付づかない
何年にもわたり睡眠不足を続けていると、生活習慣病のリスクも高くなることはよく知られています。
では、睡眠不足を何年間も続けられるのはどのような人々でしょうか。
睡眠不足時に眠気や倦怠感などの自覚症状が強く出て、なかなか順応できない人は早々にギブアップします。
一方、「睡眠不足に強い」人は、平日の睡眠不足を休日の寝だめでごまかしながらそのような生活を続けてしまいます。

では、「睡眠不足に強い」人は生活習慣病にかかりにくいのかと言えば、そうではありません。
眠気を自覚しない人でも、先に挙げた身体機能の変化はきっちり生じています。
残念ながら睡眠不足による身体機能の変化は、痛みや痒みを伴わないため体内でアブナイ変化が生じていることになかなか気付けません。
「睡眠不足に強い」ことは決してうらやむべき特技ではないのです。

 
ご自分の生活習慣、睡眠習慣が本当にサステナブル(持続可能)であるのか、機会があったら見直してみてはいかがでしょうか。(三島和夫 精神科医)

いかがでしたか?
睡眠不足の慣れなんて考えたこともなかったので、少し意識していこうと思います。皆様も睡眠は十分採るようにしましょうね!
睡眠や寝具のレンタル・丸洗いなどでお悩みの際はアール城南寝具へご相談下さい!

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