韓国で大発生中の「トコジラミ」ってどんな虫?日本にもいるの?

みなさんこんにちは!アール城南寝具です!
11月ももう終盤となり、真冬のような気温の日も多くなってきました。
最近の寝具周りの気になることといえば、韓国やパリで大発生している「トコジラミ」ではないでしょうか。
日本ではなじみのなかった虫ですが、韓国で大量発生していることから日本でも心配な人が多いと思います。
ということで今回は「トコジラミ」に次いで紹介していきます。

「トコジラミ」とは

「トコジラミ」は名前に「シラミ」とついていますが、カメムシ目の虫でシラミとは関係がありません。
体長は約4.5~5mmほどで、ダニに似ていますがダニと違って肉眼で確認することができる大きさです。夜行性なので暗闇で活動することが多く、普段はベッドや壁の隙間に身を隠していますが、夜になると人間の血を吸うことがあります。
最大の特徴はその繁殖力で、メスが生涯に産む卵の数は200~500個、寒さに強く何も食べなくても数ヵ月生存できます。
刺されるとどうなるの?
トコジラミに刺されると、赤い発疹が見られます。
人によってかゆみが出ることがあり、寝ていられないほどのかゆみに襲われたり、かきむしって肌を傷めてしまったりする人もいます。
また、発熱などの症状が出る人もいて意外と厄介な虫であることが分かります。
どのくらい大量発生している?

韓国では大学の寮や地下鉄、ホテルなどで確認されており、トコジラミを意味する韓国語の「ビンデ」と「パンデミック」を合わせた「ビンデミック」という言葉が生まれるほどに被害が広がっています。
また、フランスのパリでも映画館や電車などで大量発生が確認されています。
なぜ流行っているの?
日本では戦後の殺虫剤による害虫対策で、トコジラミはほとんど絶滅していました。
しかし、インバウンドによる海外旅行者の影響で年々被害の確認数が増えており、近年では全国で700件前後が報告されています。
しかも最近のトコジラミは殺虫剤に対しての耐性がありなかなか駆除できないのが現状となっています。
トコジラミは海外旅行者の荷物や郵便物に紛れ込んで侵入することが多く、お隣の韓国で大量発生していることから、すでに日本でも被害が広がっていると予想されています。
トコジラミがいるサインは?

トコジラミは吸引した血をほとんどフンとして排泄するので、血が混ざった赤っぽいフンの汚れが付着します。
斑点のような褐色のシミを発見した場合は、トコジラミが潜んでいる可能性が高いので、気になる方は確認してみてもいいかもしれません。
しかし、完全に除去するには難しいので、殺虫剤で試しても心配な場合は業者に頼む必要が出てくる場合もあります。
今すぐできるトコジラミ対策
シミのチェック
先ほど紹介したトコジラミのフンのシミが、トコジラミがいるサインとなりますので布団や壁、カーテンなどの隙間を確認するのがおすすめです。

羽毛は文字通り鳥の羽です。
どんな鳥の羽が使われているかは素材によって異なりますが、生き物の羽を使っているのでにおいが出ます。
人工羽毛は多くはポリエステルなどで作られているので、においが気になりにくく、快適に使うことができます。
電気を消さない
トコジラミは夜行性で、明るい環境では活発に活動しないことが多いです。
確実に出てこないわけではないですが刺される可能性を減らすことができます。
スーツケースなどは袋に入れる
海外旅行などの場合、宿泊先でスーツケースを広げずにゴミ袋などの中で作業するのがおすすめです。
また、帰宅した後も荷物にトコジラミがついていないか確認することも重要です。
服や寝具はお湯につける
トコジラミは熱に弱いため、熱湯に5分以上つけると対策ができます。
衣類によっては熱に弱いものもありますが、熱に強いものは付け置きしてもいいかもしれません。
ということで今回は、トコジラミに関してお伝えいたしました。
気持ちよく眠りたい布団にトコジラミがいるのは絶対に嫌ですよね!
皆さんも対策などしていただければと思います。
睡眠や寝具のレンタル・丸洗いなどでお悩みの際はアール城南寝具へご相談下さい!
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