毛布は布団の上?布団の下?体の下? 暖かさを保つ使い方とは!?



みなさんこんにちは!アール城南寝具です!

早いもので、11月も明日で終わりですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。


前回のブログでは、11月20日の「毛布の日」にちなんで、冬の毛布選びのポイントについてお伝えしました。
ところでみなさんは毛布を使うときに、掛け布団の上と下のどちらにしていますか。

そもそも冬の毛布とは副寝具としての役割が主であることから、以前は毛布は掛け布団の内側に掛けて使うのが一般的でした。
しかし最近ではテレビなどでも、毛布は掛け布団の上に掛けるものと紹介されることも増えてきました。
本当はどちらが正しいのか、正解はあるのでしょうか。

今回は、暖かさを保つための毛布の使い方についてお伝えします。

結論としては、お使いの掛け布団や毛布の素材によって、どちらが適しているのかが変わってきます。
また、体の上ではなく、体の下(敷き布団の上)に敷いたほうがおすすめなケースもあります。

大きく分けて、以下の4つのパターンについてお伝えします。

①羽毛布団の場合は、毛布を上に掛ける
一般的には「掛け布団が羽毛布団の場合は、毛布は上のほうが暖かい」と言えます。

羽毛布団は、布団の中の羽毛が体温によって暖められると膨らんで、保温性が発揮されます。そのため、羽毛布団を使用している場合は、直接触れさせた方が暖かくて良いのです。羽毛に体温が伝わりやすくなり、保温効果が高くなるためです。

羽毛布団と体の間に毛布が入ると体温が羽毛布団に伝わりにくくなり、保温効果が半減してしまいます。

また、毛布には熱の放出を防ぐ効果があるため、羽毛布団の上に毛布を掛けた方が熱を閉じ込められます。

ただし、重みのある毛布を羽毛布団の上にか掛けると、羽毛布団が潰れてしまい、暖かい空気を含むことができる隙間がなくなってしまいます。そうなると羽毛布団の保温効果がなくなってしまうため、毛布の重さには気を付けましょう。

綿やウールやカシミアなど天然素材でできている毛布は軽くて、体から発散される汗を吸湿・放湿する働きがあるので、羽毛布団の上と下のどちらに使ってもあまり問題はありません。羽毛布団の下に使うことで、より快適さを感じる可能性も高まります。

②羽毛布団以外の場合は、毛布を下に掛ける
掛け布団が化学繊維や綿でできているものを使用している場合は、毛布は掛け布団の下が良いでしょう。

化学繊維や綿の布団は、羽毛布団に比べると保温性が劣ります。体と掛け布団の間に毛布があることでその保温性を補い体を暖めてくれるため、掛け布団から熱が逃げにくくなります。

この場合に使用する毛布は、ウールやシルクやカシミアなどの天然素材でできているものが、保温性や吸湿・放湿性の点からもおすすめです。

③掛け布団が吸湿発熱素材の場合は、毛布は敷く
近年よく見かける吸湿発熱素材の掛け布団を使用している場合は、毛布は敷き布団の上に敷くのが良いでしょう。

吸湿発熱素材とは、汗などの水分を吸収して布団そのものが発熱するタイプの新素材です。吸湿発熱素材の掛け布団と体の間に毛布を挟んでしまうと、熱を発生させるための水分が毛布に阻まれてしまいます。

吸湿発熱素材の良さを生かすのであれば、毛布は敷いて使いましょう。

④底冷えの防止には、毛布は敷く
冷気は布団の上からだけでなく下からもきているので、床からの底冷えが気になるような場合には、敷布団の上に敷くのも良いでしょう。
体の下に毛布を敷くことで下から上がってくる冷気を防ぎ、布団の中を暖かく保つことができるようになります。

また、羽毛布団の上だけでなく敷き布団の上にも毛布を敷くと、体から放出される熱が下に逃げることを防げるため、寒さが厳しい地域でも暖かさを感じやすくなるでしょう。



このように、暖かさを保つための毛布の理想的な使い方は、お使いの掛け布団や毛布の素材によっても変わってきます。
それぞれの素材のメリットを上手く生かして寒い冬でも快適な睡眠環境を保つことが出来るように、是非参考にしてみてください。





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