枕の寿命ってどれくらい!?買い替えのタイミングは?



あけましておめでとうございます!アール城南寝具です!
今年もよろしくお願いします。

2025年になり10日経ちましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

ところで、先日1月6日は「まくらの日」でしたね。



「まくらの日」とは?
枕は質の良い眠りには必要不可欠な大切なアイテムです。毎日の睡眠に欠かせない枕に感謝の気持ちを込めて、またその大切さを見直すきっかけとすることを目的に、枕を中心とした寝具のインターネット販売などを運営するまくら株式会社が制定しました。

枕を英語でpillow(ピロー)と呼ぶことから、1をピンの「ピ」と読み、6を「ロー」と読んで「ピロー」となる1月6日になりました。
また新年が明けてすぐの1月6日の時期、新しい気持ちで「まくら」について考えてくれたら...という思いも込められているようです。

毎日の睡眠の中で常に長い時間わたしたちの顔に触れている枕ですが、枕の寿命(耐久年数)はどれくらいなのかご存知ですか。
今回は、枕の寿命や買い替えのタイミングについてお伝えしていきます。



枕を買い替えるタイミングは?
人の頭の重さは、全体重の約8%を占めると言われています。その重さを毎晩支えている枕は、少しずつボリュームがなくなって高さが低くなったり、形が崩れたり、、と寿命がやってきます。
そのまま使い続けていると正しい寝姿勢にならずに体に負担がかかってしまい、睡眠の質が低下してしまうので、枕の買い替え時期を見極めることは重要です。

枕の形が崩れたとき
弾力やボリュームがなくなり元の形を保てなくなってくると、頭にフィットしにくくなり、サポート力が低下してしまいます。

首や肩に痛みを感じるとき
使用中に首や肩の痛みを感じるようになったら、枕が体に合わなくなっている可能性があります。

汚れや匂いが取れないとき
汚れや匂いが目立ってきたら、衛生面での問題があるため買い替えのサインです。

使用年数が2〜3年を超えたとき
枕の寿命は平均して2〜3年です。定期的に買い替えることで、清潔で快適な睡眠環境を維持することができます。



枕の寿命は素材によって異なる
枕の寿命(耐久年数)は、平均すると2~3年くらいと言われています。素材によっても違いはあり、長くても5年くらいでしょう。
主な素材ごとの枕の寿命や買い替えのサインについて、以下を参考にしてみてください。

わた
寿命:1~3年
買い替えの目安:弾力・ボリューム感がなくなった時。へたりを感じた時。
※湿気やほこりを溜め込みやすいため、週に1度以上は天日干しし、水洗いできる素材のものは半年に1度は洗濯をしましょう。

羽根・羽毛
寿命:1~3年
買い替えの目安:弾力・ボリューム感がなくなった時。素材が偏って寝心地が悪くなった時。羽根が出てきてしまった時。
※羽根(フェザー)と羽毛(ダウン)では、中身の質によって耐久性が変わりますが、一般的に羽根よりも羽毛の方が寿命が長いです。羽根枕の素材の羽根には根元に硬い軸が付いているので、使っているうちに生地が破れて飛び出てくることがあります。

そばがら
寿命:1~2年
買い替えの目安:そばがらが潰れて粉が出てきた時。虫が出てきた時。
※そばの粉が出てくると、喘息などになる可能性もあるので注意が必要です。

ビーズ
寿命:1~5年
買い替えの目安:ビーズが潰れてきた時。ビーズを覆っている生地が伸びて形が形成できなくなった時。弾力・ボリューム感がなくなった時。へたりを感じた時。
※ビーズ自体の寿命より、それを保護するカバーや内袋の寿命が早く来てしまう場合が多くあります。

パイプ
寿命:5~10年
買い替えの目安:パイプが潰れた時。ボリューム感がなくなってきた時。
※パイプ素材は耐久性に優れており、水洗いもできるため、長く清潔に使えます。

ウレタン(低反発・高反発)
寿命:1〜3年
買い替えの目安:ウレタンの特性であるモチモチ感がなくなってきた時。復元性がなくなり元の形に戻らなくなった時。
(低反発ウレタン)枕が硬くなる、頭にフィットしにくくなる
(高反発ウレタン)反発力が弱くなる、後頭部が圧迫される、寝返りが打ちにくくなる
※ウレタンは洗えない素材のため、水分や紫外線で劣化してしまいます。こまめな日陰干しや枕カバーの洗濯をし、湿気や汚れ対策が必要です。



枕を長持ちさせるために
枕を長持ちさせるためには、適切な使用方法やケアにより清潔に保つことが大切です。
枕を長く使うための主なポイントは、以下の通りです。

枕カバーを使用する
枕カバーや枕パッドを使用することで、枕そのものを保護します。汗や皮脂、髪の毛などの汚れからも枕を守り、衛生面でも効果的です。
枕カバーは直接肌に触れるため、寝心地にも大きく影響してきます。ご利用の季節やお手入れのしやすさなどを考慮して、適した素材のカバーを選ぶと良いでしょう。

定期的にお手入れをする
枕の素材に応じて、適切にメンテナンスを行うことが大切です。

水洗い可能な素材の枕の場合には、1週間に1度くらいは定期的に洗うことがおすすめです。洗ったあとに水気が残ってしまうとカビの原因になりますので、しっかりと乾かすようにしましょう。
枕を洗う際は、「エマール」や「アクロン」などのおしゃれ着洗い用の中性洗剤がおすすめです。

枕自体を洗えないものが多いため、そのような場合にはお天気の良い日にこまめな天日干しや日陰干しをしましょう。
そばがらやパイプなどの素材の枕は、天日干しをしましょう。湿気を取り除き、殺菌・消臭効果を期待できます。
ウレタンや羽根、ビーズなどの素材の枕は、風通しの良いところで日陰干しをしましょう。直射日光に弱いため、素材を傷めずに湿気を取り除くことができます。

髪の毛をしっかりと乾かしてから寝る
髪の毛が濡れたまま寝てしまうと枕に湿気がたまり、カビの原因になります。枕を衛生的に使うためにも、お風呂上がりはしっかりと髪を乾かしてから寝ることで湿気をたまりにくくし、枕を長く使用することにも繋がります。



枕の耐用年数には、素材やご利用環境による個人差があります。最近枕が合わないなと感じたら、枕の買い替えのサインかもしれません。
新しい枕への交換を検討したり、お近くの寝具店などで相談してみてください。





睡眠や寝具のレンタル・丸洗いなどでお悩みの際はアール城南寝具へご相談下さい!

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